デザ研の新曲視聴をアップしました!! もう何曲目なのであろう? 思えば遠くに来たもんだw
http://www.nicovideo.jp/watch/nm21507015
↑現在、歌は修正・ミックス中。曲はこんな感じ。
今作の曲タイトルは「D.C.128」、そしてテーマは「パンク」です。今の時代あまり聞かなくなったジャンルですがw、デザ研風に解釈した勢い全快の「サイバーパンク」になっていますのでお聴き下さいませ。
「D.C.128」の意味ですが、「D.C.(Dreamcast)」が「128」bitのゲーム機と謳っていた事から「D.C.128」と名付けました。当時、「NINTENDO 64」の「64bit CPU」に対抗して、「128bit」と謳っていましたが、実際は「32bit CPU」を4台積んでいるだけだったという精神がまさにパンク。楽曲中のボコーダーでも「32×4 = 128」と歌っています。
「Dreamcast」という名称自体が、「dream(夢)」を「broadcast(広く伝える)」という願いを込めた造語で、同世代の家庭用ゲーム機としては極めて先進性が高かったインターネット機能を標準装備し、「繋げる」という思想を持っていた・・・のが、最後の足かせとなったという悲運の歴史は、我が「その時ゲームが動いた・番外」をご覧くださいw
↓その時ゲームが動いた・番外「ドリキャスの最期」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1427335184&owner_id=240012
曲のほうは、今回も「ARP2600」が大活躍で、もはやこれだけで骨格が構成されているといっても過言ではないw 他のシンセは色々使いましたが、特に「KORG Prophecy」のMOSS音源を多用しました。
↑KORG Prophecy
このシンセは、音の質感に独特の90年代テクノ感がありまして、内臓エフェクター込みで1つの音色が作られている面も大きく、現代のソフトシンセでは表現しにくい音が出ているのではないかと思います。MOSS音源は、後のKORGのシンセで増設もできるのですが、「KORG Prophecy」のMOSS音源は、特殊な方式を取っているため、人気が高いそうで。
発売当初から使っているので、よくわかりませんが…w (^ ^;)
前述通り、曲の原型は元からあったのですが、そこから怒涛の暴走シンセ音という感じにアレンジされました。これは、いい加減に打ち込んだフレーズをシンセで鳴らして、それを「Ableton Live」で切り刻み並べ直して、不協和音になった部分を省いていくという、今までとは変わった手法で作成しています。
「Ableton Live」はこういう大胆な編集が圧倒的に強いので、重宝しております。まだ「Live 8」を使用しているのですが、いつ「Live 9」にバージョンアップするか…。安売りセールの値段が全然安くないというのも、Abletonの特徴の一つですw
あとはルカさんのギターが冴えていますね。現代技術の進歩で、顔も合わせずに楽曲作成が進んでいく昨今ですが、「こう来るか!!」というギタートラックが送られて来まして。SYS8も「やっぱりルカさんだ」と証言しており、聴いた瞬間に姿が浮かび上がるプレイだと思います。そして本日誕生日らしいです!! おめでとうございます!!
こんな楽曲ですが、いよいよ近づいて来ました、2013/08/12(月)「夏コミ (C84)」にて販売いたします。ブースは「西け37a」。今年は3日目が月曜日という特殊な日程なのですが、来場する方々は、「デザ研」のブースも是非よろしくお願いいたします。m(_ _)m
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